大敗録

2005.6.3

フタコイオルタナティブ #9 「ふたこい」

今回感じたが、本作の空間の造り方としては、「地の文」があり、「台詞」があり、それらと並列し、また微妙に絡み合うかたちで「映像」を乗せ、一層の盛り上げ材料として「音楽」があるという形式であるな。その意味で「小説的」でありながら「アニメ的」だ。言語と映像が別箇にイニシアチブをとりながら、それらが互いに裏切り合い同盟し合い、しながら話が進んでゆく(「ストーリー」という観点からは前回述べたとおり俺は共感しづらいところがあるが)。以上述べてきた要素群を包含する概念となると何かなー、と考えてみたところ「ビジュアルなノベル」という言葉が浮かんだ。うっ、だが「ビジュアルノベル」と言うならばそれは即ち「エロゲ」ということになってしまう、のだろうか。搦手からのアプローチで「エロゲ的」という結論に達した本作であります。

「そういえば門脇も水橋もエロゲ出演経験者だったなァ」とか考えながら見ている俺である。

01:45 | アニメ | Comment (0) | TrackBack (0)

Comment (0)

コメントをお願いします









TrackBack URL ...
http://legalpenguin.sakura.ne.jp/weblog/blosxom.cgi/Animation/FutakoiAlternative9.trackback

TrackBack (0)

admin@legalpenguin.sakura.ne.jp