大敗録

2005.1.12

いろんなタームについて

私はタームのことをよく知っていますから大丈夫です!


大槻ケンヂが著書の中で述べていたりするように、 UFO という語は「 Unidentified Flying Object 」の略語なのであって、決して一意的に「宇宙人の乗り物であるところの空飛ぶ円盤」を指す訳ではない。ところがテレビ番組では安易にこのあたりの定義が混同されて使われているので、「 UFO 」について字義どおりの認識をしている人間にとっては結構もにょもにょさせられるものがある。もう世間様の趨勢に反逆するよりか、はてなキーワード「 UFO 」に記述されているように、「 UFO 」と「ユーフォー」とは別の単語、別の物を指す語だと割り切ってしまうのがよいようだ。

ところで数年前の「ダウンタウンDX」の中で、著名人に一文字の平仮名を告げ、その平仮名から始まる単語をひとつ答えてもらう、というコーナーがあった。そして矢追純一氏がそのコーナーに出たとき、当然ながら「ゆ」の文字が彼に告げられたのだが、その際矢追氏は「ユーフォー」と答えるかわりに決然と「 U・F・O 」とおっしゃっており、当時の俺は「ああ、さすがだなあ」と思った記憶がある。

さらに話が逸れる。最近では「六本木」のことを「ギロッポン」と呼んだりする風潮があるようだが、この呼称の起源は先述した「ダウンタウンDX」の一コーナーだと俺は記憶しているのである。松本人志が当該コーナーに満を持して出演したとき、彼は周囲の期待を裏切らぬ答えを返し(「う」→「うま煮」、「ざ」→「ざんざん降り」、「に」→「ニーチェ」等)、そして「ぎ」の文字が与えられたとき、彼が返した答えが「ギロッポン」だったのだ。5文字から構成される単語にあって、前に持っていったのが1文字だけ、なあたりが松本人志の「才」であろうと感心したものだ。

現在「ギロッポン」でぐぐってみると今時ギロッポンなんて言うなよだの(死語)だのという文言が見つかるけれども、あのときの松本やスタジオの様子(「ギロッポン」と答えた時の松本は半笑いだったし、スタジオでその言葉を聞いた他の出演者の反応も「ギロッポンなんて言わないよ、『ポンギ』だよ」という感じだった)から、やっぱりあのコーナーが「ギロッポン」の端緒だったのだろうと、俺は思っている。ちなみに、そのときスタジオには田代まさしが健在であった。ぴりちょつ悲しい想い出。

00:05 | 身辺雑記 | Comment (0) | TrackBack (0)

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