大敗録

夢みるわたくしの。負けの祭典。

2005.5.29

英國戀物語エマ #9 「ひとり」

このアニメは2クール続くんですか。9話でこの段階だと12話でエマが汽車に乗ってサヨウナラ、という結末になったりしちゃったりなんかして。

ウィリアムが「ひとり」で着替えをするシーンがあったがあれはどうなんだ?カフリンクス(カウスボタン)をハキムに留めてもらっていたけれども、カフリンクスというものは他人に留めてもらうことが前提となっているものなので( knowledge from 『王様の仕立て屋』)手伝いなしに着替えというのは不自然に思うが。ハッ、それとも端からハキムガールズに手伝ってもらう気だった…とか?

暖炉の前のエマは好みの作画であった。

次回はヴィヴィーが手すりを滑り降りるシーンさえあれば他に何も要らない。

21:20 | アニメ | Comments (3) | TrackBack (0)

2005.5.27

フタコイオルタナティブ #8 「サはさよならのサ」

白鐘家(三ツ木家?)の造形は「双恋」の桜崎家のそれに近かろう。

沙羅と双樹、沙羅が先駆けようとするところを双樹が出し抜こうとし、しかしそれを見越した沙羅が仕掛け、ふたたびそれを見越した双樹が…のイタチゴッコを繰り返しやがてナッシュ均衡(ちがう)……という話かと思ったが、あっさりと沙羅が一手先んじた。

しかし16で婚約ねえ。18歳(結婚当時)の妻を娶った投手(第1子ご誕生おめでとうございます)が野球板で「ロリエース」などと呼ばれているのだから、三ツ木社長は経済・ニュース関係の板で「ロリCEO」呼ばわりされること請け合いですな。ガハハハ。

それにしても、「白鐘姉妹の16の誕生日、いずれかと婚約せねば三ツ木の跡目を失う」という設定の必然性である。悲劇というものは避けようとしてなお避け得ないからこそ悲劇なのであって、最初から悲しくしようとして悲しくなられてもシケシケっつうか、形容矛盾とさえ言えるかもしれない。

とか思ってたら新EDキタ━(゚∀゚)━。新たにクレイアニメを撮っている。こういうとこの作りはしっかり評価してゆきたい俺だ。


以下はCMを見て感じた事のいくつか。

  • 苺ましまろも儲けに走ってきたねえ。明日発売の単行本4巻は買うし、アニメが始まれば見るンだろうが、この様でアニメが初期「ネギま」並みのレベルだったら腹立たしいよ。
  • 「FLCL」ミュージッククリップのCMが琴線に触れるので、貯めてあったアニメ版(漫画版は既読)を視聴した。pillowsの音楽もいいし映像もいいねえ。

01:48 | アニメ | Comments (4) | TrackBack (0)

2005.5.26

巨人戦連勝中

全国ネットのゴールデンタイムで初様や大塚明を見られるのは楽しいねえ。

第1戦、中盤以降上原が流石の投球をみせたのと球場が狭いのとで、ボビーは慎重に慎重を期して8回に薮田を投入したのだろうけれども、岡島・真田が予想以上に悪く大量得点を挙げることができたので、全くの結果論ではあるが勿体無い起用になってしまった。今日接戦になり、薮田を連投させてしまったので、明日は大差勝ちかビハインドのいずれかが、薮田を中心にして考えた場合望ましい。

それから巨人、何かだらけたプレーが目立つねえ。特に今江の中前安打→悪送球で三進の場面、一塁手の清原がボールを取る姿勢をさっぱり見せない上、後ろに逸れていったボールを追いかけようともしない。今江を三塁まで進めてしまったのは全く無駄な失策であった。

あと、前回の広島戦といい小林宏を引っ張る傾向にあるような気がする。タフな展開で全幅の信頼を置けるリリーバーは薮田・藤田の2人なので、できれば7回くらいまでは先発に頑張って欲しい、というのは十分にわかるのだが。

3戦目はルーキーのくせにやたらと老獪な投球をする久保が先発。先ほどはビハインドでもいいと書いたが、やっぱり勝ちたい試合ではある。

02:33 | 野球 - 千葉ロッテマリーンズ | Comments (4) | TrackBack (0)

2005.5.25

S.A.C. 2nd GIG 「絶望という名の希望 AMBIVALENCE」

たまに書くよ。

「デカトンケイル」の名前、奥歯に信管を仕込む爆弾魔、電脳へのアクセスシーンなどが士郎ファンにはたまらんね。爆弾魔は『アップルシード』4巻でマグスを殺そうとした人が元ネタ。素敵だ。

タイトルだけ見た時点では「ダサイなあ」とか思ってしまったが、これは自爆テロってやつは、自分が生きてくうえで、一切の希望が持てなくなったときにやらかすもんなんだよというバトーの台詞を受けているわけですな。

次回はトグサの話?何だかんだ言って出番は多いな。

02:35 | アニメ | Comments (5) | TrackBack (0)

2005.5.22

英國戀物語エマ #8 「時計」

ストウナーさんが……という回。原作では描かれなかった「その瞬間」に至るまでを時計と絡めて丁寧に描いた。……のだが、どうなんだろう。あくまでシーンそのものは決して悪くなかったのだが、「その瞬間」の、たとえば涙を流すエマ、とかを描いたこと自体が構成・演出として若干原作に劣るかなー、とか考えてしまった。

というのも、アニメ版は原作に比し、演出が総じて「贅沢さ」に欠ける、という印象が拭えないのである。今回の、ウィリアムパパがウィリアムに説教するシーンについても言えるのだが、どうも画面が単一的一面的といいますか。原作だとひとつのシーン(着替えなど)でカメラが寄っては引き、右へ左へ回りこんで、ページ数コマ数(=書き手が想定する「時間」)をたっぷりと掛けて描いたりする一方で、今回のストウナーさん臨終の瞬間などはばっさりと切り捨てる、という構成を取っているのがなんとも贅沢で豊かな印象を残すのである。だがアニメ版はあんまりカメラがぐいんぐいん動いたりしないし…。見せるところを十二分に見せ、時には大胆に切る、というダイナミックな構成が「エマ」という作品の魅力だと思っているのだが。同じ作品とはいえ媒体が違う、ゆえに「時間」の扱い方(「扱方」といったほうが適当か?)が決定的に異なるものを比較することがそもそも不当だ、ということも重々承知してはいるが、どうしても両者の差は痛感してしまうのだ。

あとコリンきゅん♥がうつむく場面で、それ以前の正面向きの顔は良好だったのに、うつむく過程とうつむいた状態での顔の画がヘタレてしまったのはいささか興醒めだ。こういったことも、漫画媒体ではあり得ないことだけに難しい問題ではある。

15:35 | アニメ | Comments (7) | TrackBack (0)

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